精神病になったときに大切なことは診断を受けること|治療に取り組む

特徴的な症状は認識障害

看護師

休止期には要注意

自分以外の人には見えない物体が見えたり、聞こえる筈のない音が聞こえたりすることも、精神病を象徴する症状です。幻覚や幻聴をはじめ、妄想を伴う疾患が精神病ですから、罹った際は精神科もしくは心療内科での治療が必要になります。ただし幻覚や幻聴は他人が知覚できないだけで、本人は紛れもない現実として認知していることが特徴です。また、実際に存在する物体を違う物として捉えてしまう錯覚症状が現れるケースもあり、精神病になると認識面で異常が生じ始めます。認識障害は感覚的な面にも及び、離人感と呼ばれる症状が出ますと、自分自身が誰だか分からなくなるのが特色です。とはいえ氏名や住所などの記憶は保持しているため、情報的には自分を認識できるものの、感覚だけが現実から剥離していくといった不思議な精神状態を味わうことになります。その離人感も慢性化すれば離人症と診断されるようになりますから、症状が軽い間に病院で治療を受けるのが大切です。例えば、自分の肉眼で見ている筈なのに、まるでカメラやモニター越しに見ている感覚なども離人感の特徴ですので、それを自覚した時も精神科で診断をお受けください。ある筈のない物体が実在すると感じたり、実在する筈の自分自身が存在しないと感じ始めたりするなど、精神病になると認識の歪みが生じ出すため、放置しないように注意しましょう。そして、離人感には休止期などがあるため、その点にも十分気を付けなくてはなりません。休止期とは、ある時期にピタリと症状が止まり、まるで治ったかのように見える期間のことです。そのまま症状がおさまれば良いのですが、ストレスやメンタル的な疲労がトリガーになって、ある日突然症状が再発するケースも珍しくありません。つまり本当に治った訳ではないので、休止期に入って症状が減った場合でも、医師の診断を受けて治療に取り組むことが肝要です。また、離人感も解離性障害としての症状が出始めますと、記憶の一部が飛んだり体が自由に動かなくなったりするなど、日常生活にも影響が及びます。精神病は症状が進行した状態では治療も長期化することが多いため、違和感を覚えた際は早めに医師の診断を仰ぎ、決して先延ばしにしないようお気を付けください。

医者

通院する目的

精神病の診断を下せるのは医師だけです。そのためだけに病院を利用するのも良いでしょう。ですが、その後の治療が一番、大切です。患者は正しい知識と見方を持って、医師とともに適切に病院を利用していきましょう。

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男女

精神に起きる病気の種別

解離性障害や統合失調症、そしてアルコールなどの各種依存症など、妄想を引き起こす精神病の種別は様々です。精神病の診断を受ける際、精神病院に敷居の高さを感じましたらメンタルクリニックを活用するのが良く、また、治療では向精神薬が使われます。

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聴診器

精神科医が必要

被害妄想や幻聴が出ていて普通ではない状態になっている場合は精神病が疑われ、精神科の受診が必要です。家族がそれまでの経緯を書き記しておいて医師に伝えると、精確な診断に大きく役立ちます。病状が進んでいる場合は入院できる病院を選びます。

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男性

始めは薬物療法がメイン

精神病の一つである統合失調症は国際的に定められた国際基準に則り診断され、抗精神病薬治療と心理社会的療法を併用して治療が開始されます。場合によっては入院が必要になり、退院後は通院を続けながらデイケアなどに通って社会復帰を目指すことが可能です。

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カウンセリング

病の可能性をチェック

統合性失調症では抑うつ状態や幻覚、ささいなことで興奮するといった症状があれば、双極性障害ではエネルギーに満ち溢れ眠らなくても元気いっぱいな状態がしばらく続く症状があれば、精神病と診断される可能性があります。

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