精神病になったときに大切なことは診断を受けること|治療に取り組む

精神科医が必要

聴診器

経過を伝える大切さ

妄想や幻覚などの症状が出ている場合精神病の可能性があるため、早めに精神科を受診したいところです。精神科に似た名称で精神神経科や心療内科などがありますが、精神科医がいるところを選びます。精神科医が開業する心療内科も多数見られるものの、心療内科医が開業している場合、精神病の診断は難しいので注意が必要です。精神病の診断は、基本的に問診を主軸にされますが、身体的な病気が原因になっている可能性がないか十分な検査を行います。身体的な病気の可能性が排除されると、妄想や幻覚が出る典型的な精神病として、統合失調症の可能性を疑います。統合失調症の患者は特殊な能力が芽生えたと勘違いすることはあるものの、多くが自分が病気だとは感じられません。また、家族もおかしな行動が出るまでは気付かないことが多いです。ですから、発症してから時間が随分経っていると、入院治療が必要になることがあります。その判断は医師次第ですが、行動が尋常でない場合や自分や他人を傷付けかねない場合などは入院措置が取られる可能性が高いので、入院できる病院を探すのが最適手段です。精神病の診断に必要なのは、受診に至るまでの経過です。本人には難しいかもしれないので、家族が医師に伝えることが必要です。いざ診察室に入ると詳細を忘れてしまったり、伝え切れなかったりすることがよくあるため、受診前に患者に見られた症状や行動をまとめておきましょう。精神病の陽性症状と言われる幻覚の多くは、幻聴です。現実にはない声が聞こえるなどはっきりした幻聴が現れる前に、過剰に音に対して反応するといった症状が出ることがあります。そして幻聴が聞こえるようになると、一人で笑ったりぶつぶつ話したりし出し、それが長く続くとうるさく感じて怒鳴ったりし始めます。また、妄想は日頃から感じていた不安が大きくなって異常な考えが浮かんでくる被害妄想が多いです。見張られている、悪口を言われているなどと言っている場合は妄想かもしれません。そして、陽性症状に反して見られるのが、陰性症状です。うつ病に似た無気力な状態になり、生活機能が著しく落ちます。こうした症状があったか、そしていつ頃から見られるようになったかなどを可能な限り細かく書き記してから受診すると、診断に大きく役立ちます。

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